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冒険好きなハチは人間に似ている?脳にヒトと同じ化学物質 米研究 [サイエンス]

ハチが社会を組織形成する生物であることはよく知られているが、米イリノイ大学(University of Illinois)のジーン・ロビンソン(Gene Robinson)教授(昆虫・神経学)らによれば、ハチにもそれぞれ個性があるようだ。  研究チームは今回、ハチの餌場を数か所設けて数日間の追跡調査を行い、新しい餌場を探し続ける個体と、1つの餌場に固執する個体とを1匹ずつ見分けた。  その後、冒険好きなハチの脳を調べたところ、ヒトや哺乳類の脳で新しい事物の探索行動を司る分子経路に関与するカテコールアミン、グルタミン酸、ガンマアミノ酪酸(GABA)シグナルなどの遺伝子発現が認められたという。これらの脳内化学物質は、新しい経験によってヒトが感じる「報酬」のレベルに影響することが知られているが、冒険好きなハチとそうでない個体との遺伝子活性の差は数千にも上った。  さらに研究チームは、ハチに報酬を与えるとグルタミン酸やオクトパミンのレベルが上がり、巣を離れなかったハチたちも冒険に旅立っていくことを発見した。一方、快楽を感じる脳内化学物質ドーパミンを遮断すると、ハチたちは以前にも増して「引きこもり」がちになったという。  ロビンソン教授はこの研究結果から、ヒトや脊椎動物に見られる新奇探索傾向が、昆虫にもあることが分かったと指摘。虫にも人間と「同じような個体ごとの行動の違いや分子基盤などが見られる」と述べている。    論文はまた、ハチや動物、ヒトはともに進化の過程で類似した「遺伝子ツール」を発展させてきたと考えられ、冒険の習性を維持することが新たな食料源を確保する上で有意義だったのだろうと示唆している。
ハチそれぞれ個性があるなんて、びっくり。のんびりやのハチとかせっかちなハチとか密の種類の好き嫌いのあるハチとか色々いるのかな?それもおもしろいですね[わーい(嬉しい顔)]
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セクシーなポールダンス・ロボット、独IT見本市CeBITで人気 [サイエンス]

英国人のロボット製作者兼アーティストのジャイルズ・ウォーカー(Giles Walker)氏デザインのこの「ヒューマノイド(人間型ロボット)」は実際の人間大で、ボディは白色でしなやか、頭部はカメラのような形をした照明になっており、音楽にあわせて挑発的なポールダンスを披露する。音楽は、頭がメガフォンで、ビートにあわせて体を揺らす別の「DJロボット」が担当する。  この3体のロボットによるパフォーマンスは、6日に一般公開が始まったCeBITの数ある展示の中でも特に人気を集めている。  プロジェクトに関わる自称「昼はイベント・マネージャー、夜は時々DJ」のユリアン・ハンシュリット(Julian Hangschlitt)さん(19)によれば、このロボット・トリオは中古車のスクラップ部品でできている。「ダンサーたち」は中古車のモーターによって駆動し、ワイヤレス技術によって遠隔操作されている。「昨年は本物のダンサーが2人いた。今年はどうしようかと考えているうちに、CeBITはせっかく技術フェアなのだから、ダンサーもロボットを使おうということになった」  しかし、素材は中古のスクラップ部品でも、値段は少々高め。出張費3万ユーロ(約320万円)を支払えば、このエキゾチックなダンサーがパーティを盛り上げてくれるそうだ。
色々なロボットがあるのですね・・・。ポールダンス・ロボットは、滑らかな動きなのかな?それともロボットらしくコミカルなのかな?
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米開発のチーター型ロボット、地上走行で最高速を記録 [サイエンス]

「チーター」は小型犬ほどのサイズで頭部がなく、DARPAが公開した動画と写真にはこのロボットが研究室内のトレッドミル上を走っている姿が捉えられていた。  DARPAの声明は、「脚を持つロボットでは地上最高速度を記録した」とし、1989年に米マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology、MIT)の研究チームが達成した時速21.1キロの記録を塗り替えたとした。  一般の人間よりかなり俊足の「チーター」ではあるが、五輪金メダリストのウサイン・ボルト(Usain Bolt)選手にはかなわない。ジャマイカ代表のボルト選手は、時速45キロ近くで走行した記録を持っている。 「チーター」の開発にあたったのは、マサチューセッツ(Massachusetts)州ウォルサム(Waltham)にあるボストン・ダイナミックス(Boston Dynamics)社で、ロボット技術の進歩を目指すDARPAのM3プログラム(Maximum Mobility and Manipulation、M3)の資金提供を受けた。  DARPAは、このようなロボットが路上に仕掛けられた爆弾の撤去や戦場での障害を取り払うといった、米軍当局による作戦の効率を上げる事に役立つと説明する。なおDARPAはこのプロジェクトに関する取材申請は拒否している。
ジャマイカ代表のボルト選手にはかなわないのですね・・・。でも凄くはやい[目][ダッシュ(走り出すさま)]
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南極に持ち込まれる外来種、生態系に影響か 国際研究 [サイエンス]

調査の結果、南極を訪れた人は1人平均9.5個の外来植物の種子を南極に持ち込んでいることが分かった。また、年間3万3000人の一般の観光客よりも、7000人と推定される南極で活動する研究者の方が外来植物の種子や珠芽(しゅが)を多く持ち込む傾向が見られたという。  研究に参加したフランス人研究者、マーク・ルブービエ(Marc LeBouvier)氏はAFPに対し、生態系が脅かされる可能性があるのは、南極の陸地で氷に覆われていない部分の1%~2%にすぎないとしながら、「外来種は地球規模の問題だが、生態系が崩れやすい島々ではとりわけ影響が大きい」述べた。 ■訪問者の衣服などから外来植物の種子  同調査によると、生態への影響が最も危険視される地域は、南極半島(Antarctic Peninsula)の沿岸部のロス海(Ross Sea)に近い氷に覆われていない地域と、東南極(East Antarctica)だという。 ■訪問者の衣服などから外来植物の種子  同調査によると、生態への影響が最も危険視される地域は、南極半島(Antarctic Peninsula)の沿岸部のロス海(Ross Sea)に近い氷に覆われていない地域と、東南極(East Antarctica)だという。  現在南極で定着しつつある外来植物には、スズメノカタビラ(Poa annua)や種子が風散布する南米原産の維管束植物2種、外来生物にはトビムシ目の昆虫2種などがあるという。  今回の実態調査は、南アフリカのステレンボッシュ大学(Stellenbosch University)の生態学者スティーブン・チョウナ(Steven Chowna)氏が率いる国際研究チームが、国際極年2007-2008(International Polar Year 2007-2008)の最初の夏季に行った。チョウナ氏らは、船舶や航空機で南極を訪れた5600人を対象に出発地や南極到着前の経由地をアンケート調査した。  その後訪問者のカバン、ポーチ、スーツケース、衣服、靴など853点を調べた結果、種子や珠芽などが2600個以上も見つかった。  このうち約43%が種のレベルまで同定された。研究者らによると「気象条件が南極と似ている亜南極や北極圏に由来する既知の外来種」もあったという。  調査の対象となった訪問者のうち、半数以上は南極訪問前の1年間に寒冷地域を旅行しており、南極の寒い環境でも生育できる種を持ち込んでいた可能性があることが分かった。
1人平均9.5個の外来植物の種子を南極に持ち込んでいるって、一人当りの量が多いのですね[目]持ち込まないようにするのって難しそうですね。小笠原諸島も外来種によって、生態系が影響されてるという話がありますね。種子や珠芽を持ち込まないようにするには、どんな方法があるのですかね?
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「原子力、1年前より安全に」 IAEA事務局長 [サイエンス]

IAEAの定例理事会で天野事務局長は、「(福島第1原子力発電所の)深刻な事故から11日でちょうど、長かった1年を迎える。1年前に比べ原子力は安全になった。しかしそれに油断することなく、日々の厳重な管理を怠ってはならない」と訴えた。  また天野事務局長は、過去25年間で最悪の事態となった福島第1原発の事故は巨大地震と津波が原因だが、「人的および管理上の過失」もあったと指摘した。  その上で天野氏は、原発のストレステスト(耐性評価)、相互評価、自然災害対策の強化などを含むIAEAの安全行動計画の実施が「順調に進んだ」
「人的および管理上の過失」がなかったら、どの程度の事故で済んでいたのかな?自然災害には勝てないので自然エネルギーへの転化が必要だと思います。
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海洋の酸化、過去3億年で最速ペースで進行 海の生命体に懸念 [サイエンス]

地球上で生物の大量絶滅は過去4回起こっているが、海洋の酸化は現在が最もひどい可能性があり、海の生命体の将来が懸念される。 ■ 5600万年前の大気候変動時と類似  米国、英国、スペイン、ドイツ、オランダの研究者から成る国際研究チームは、太古の海底堆積物に含まれていた化石に関する研究など、これまでに発表された古海洋学研究、数百件あまりを調査した。  過去の海洋酸化は、小惑星が地球に衝突し二酸化炭素が発生した際や、火山爆発で地球全体の気温が上昇した時などに起きていた。  だが、海洋生物の固体数激減という観点から現在と同程度の状態が見られたのは、大気候変動が起きた約5600万年前の「暁新世(ぎょうしんせい)始新世(ししんせい)境界温暖化極大(Paleocene-Eocene Thermal Maximum、PETM)」と呼ばれる時期だけだったことが明らかになった。この時期に二酸化炭素が増加した原因については諸説あるが、科学者の間では二酸化炭素の放出が倍増した結果、地球上の気温が約6度上昇し、海洋生物が大量に死滅したと考えられている。 産業活動のCO2が海洋酸化に拍車  海洋が特に気候変動の影響を受けやすいのは、空気中の余分な二酸化炭素を吸収することで酸化するためだ。海水が酸化するとサンゴや軟体動物、貝類など礁に住む生物が死んでしまう。  論文の主著者で米コロンビア大学(Columbia University')ラモントドハティ地球観測研究所(Lamont-Doherty Earth Observatory)の古海洋学者バーベル・ホーニッシュ(Barbel Honisch)氏はこう警告する。「過去に海洋酸化が起こった際に、すべての生物が絶滅したわけではないことは、知られている通りだ。その後も新たな種が進化して、死に絶えた種に置き換わってきた。しかし、産業活動による二酸化炭素排出が現在のペースで続けば、絶滅が懸念されているサンゴ礁やカキ、サケなどの生物を、われわれは失うことになるだろう」。  研究チームによれば、海洋酸化が進行する速さは現在、5600万年前の10倍以上で、少なくとも過去3億年で最も早いペースだという。共著者の英ブリストル大学(University of Bristol)アンディ・リッジウェル(Andy Ridgwell)氏は「海洋生態系の変化に関して、われわれは未知の領域に踏み込みつつある」と語る。  国連環境計画(UN Environment Program、UNEP)の2010年の報告書によれば、海洋の酸性度が上昇すると、例えば食物連鎖の1次消費者(植食性動物)である翼足類から、カニ類や魚類、サンゴ類などカルシウムを主体とする生命形態が打撃を受ける。 同報告書は、人類の活動による二酸化炭素排出に促された海洋の酸性化の進行は非常に危険な段階にあり、防止対策が必要だと指摘している。
これからどうなっちゃうの?何か手立てはないのかな?地球温暖化も原因ですよね?
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タグ: 酸化

水面に花開く新型ソーラーパネル [サイエンス]

フィレンツェ大学(Florence University)のマルコ・ロサクロット(Marco Rosa-Clot)教授の研究チームが開発した、費用対効果の高い浮体型回転式ソーラーパネル「Floating Tracking Cooling Concentrator(FTCC)」の試作品だ。 「あなたが今立っているのは、水に浮いて太陽光を追いかける発電システムの上です。世界初の太陽光発電システムですよ!」と、代替エネルギー開発企業Scintecの社長でもあるロサクロット教授は誇らしげに語った。  湖面に咲いた花びらのようなこの画期的な浮体型太陽発電システムには、既に海外からも多くの問い合わせがあり、韓国企業Techwinとは3年のライセンス契約を交わしたという。  ビル屋上や平野に設置する従来型のソーラーパネルは、貴重な農地を犠牲にしたり、美観を損ねるなどの点が問題視されている。また、太陽光が強すぎると過熱してしまいエネルギー変換効率が落ちるという難点もある。浮体型ソーラーパネル「FTCC」なら、これらの問題を解決できる。  FTCCは人工貯水池や使われなくなった採石場など、これまで太陽光発電に使われてこなかった場所の活用を目的に開発された。水に浮かべて使うため、ソーラーパネルが冷却され過熱を防ぐ。反射体は日中、太陽の動きに応じて入光率が最大になるよう角度を変えるため、既存の太陽光発電システムよりも効率的だとロサクロット教授は説明する。
何年位もつのかな?水に浮かべるとなると劣化も早そうだけど・・・。自然エネルギーでの発電に早く切り替わるといいな[わーい(嬉しい顔)]
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体長2センチの巨大ノミ、恐竜時代の化石発見 [サイエンス]

中国とフランスの古生物学者チームがこのほど、中国・内モンゴル(Inner Mongolia)自治区と遼寧(Liaoning)省で、オスは体長1.5センチ、メスは2センチにもなる巨大なノミの化石9個を発掘した。ジュラ紀中期~白亜紀初期頃のものだという。ちなみに現代のノミの体長は大きくて5ミリ程度。 同チームによると恐竜時代のノミは現代のノミと異なり、跳躍できず、口も比較的小さかったが、環境的ニッチへの適応力が非常に高かったという。毛や羽の生えた恐竜に、かぎ型の爪で取り付き、長いギザギザの針のような口吻を皮膚に突き刺して血を吸い上げていたとみられる。
恐竜の身体に付いて生きていたのですね。恐竜時代は何もかもがビックサイズなのですね。ビックリです。
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妊娠できる期限がなくなる?ヒト卵巣の幹細胞から卵子、定説覆す 米研究 [サイエンス]

これまで1人の女性が持つ卵子数は有限と考えられてきた。ティリー氏は「過去50~60年にわたって有力だった定説は、女性は誕生した時点で卵子の『口座残高』を与えられ、それ以降に卵子が作られることはないというものだった。成人した女性たちはやがて卵子を使い切り、更年期に入ると卵巣機能が低下すると考えられてきた」と説明する。  だが今回、卵子が卵巣の前駆細胞から補充され続けているとの理論によって、この定説が覆されたと研究チームは述べている。
高齢になっっても妊娠できるようになるってこと?
卵母細胞を作る幹細胞を冷凍保存して女性が赤ちゃんを欲しくなったときにそこから取り出すという、細胞バンクのアイデアを検討し始めているという。ヒトの卵子は極度に繊細で、冷凍・解凍の際に損傷を受ける可能性が高いが、卵子を作り出す幹細胞についてはこのリスクがないという。
かなりの高齢になってからだと、妊娠はできても、出産という大仕事に体がついていかないかも・・・。
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新種を発見!ミミズに似た両生類アシナシイモリ [サイエンス]

体長は約20センチで、地表から25センチ程度のところで生活するという。  インド・デリー大(University of Delhi)の両生類生物学者サティアバマ・ダス・ビジュ(Sathyabhama Das Biju)教授率いる国際研究チームは、シッキム(Sikkim)、アルナチャルプラデシュ(Arunachal Pradesh)、ナガランド(Nagaland)各州の250か所をスコップで掘るという5年がかりの地道な作業でこの生物を発見し、DNA鑑定でアシナシイモリの新種であることを確認した。  今回の発見により、アシナシイモリに10番目の新しい科「Chikilidae」が新設された。この名前は地元ガロ(Garo)人の言語での呼び名からとられたという。この生物は無害だが、論文は、毒ヘビの一種と思い込んだ地元民により殺されていると懸念を表明している。
本当にミミズにそっくり[目]イモリなので足はあるのかな?写真だとみえないけど・・・。

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