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1つ屋根の下33人、南アの一夫多妻家族 大統領の6回目結婚も歓迎 [アフリカ・中東]
南アフリカ・ヨハネスブルク(Johannesburg)郊外の集合住宅に住むロバート・チャウケ(Robert Chauke)さん(50)の自家用車は、22人乗りのバスだ。それでも、25歳から44歳まで計6人の妻と、下は生後10週間、上は28歳まで計26人の子どもたち全員が乗ることはできない。 「どの妻もみんな愛しているよ。これだけの大家族を授かったのは神からの恵みだと思う」と、チャウケさんは妻たちに囲まれながら微笑む。大家族は一族の伝統だ。祖父には7人、父親にも4人の妻がいた。長男も既に2人の妻を持つ。 チャウケさんの妻は6人とも専業主婦。チャウケさんはヨハネスブルク近郊のオレンジ・ファーム(Orange Farm)で居酒屋を経営し、自身もバンドで演奏して大家族を養っている。「家族全員が1つ屋根の下で暮らしている。私たちは1つの幸せな大家族だ」と誇らしげに語る。 自宅には寝室が7つあるので、妻たちはそれぞれ個室を持ち、順番にチャウケさんと夜を共にする。家事は分担し、互いの子どもたちの世話も助け合う。6人とも、他の妻に嫉妬することはないと言い切る。 ■変わる南ア社会、大統領に6人目の妻 こうした一夫多妻をめぐる議論が南アフリカで再燃しそうだ。ジェイコブ・ズマ(Jacob Zuma)大統領が今週末、長年の婚約者だったボンギ・ンゲマ(Bongi Ngema)さんと結婚するためだ。ズマ大統領の結婚はこれで6回目だが、1人とは1998年に離婚、別の1人が2000年に自殺し、現在の妻は3人。ンゲマさんは4人目のファーストレディーになる。 南アフリカで一夫多妻は合法で、ズールー(Zulu)やツォンガ(Tsonga)など主要民族の間に浸透している。ズマ大統領はズールー人、チャウケさんはツォンガ人だ。 だが、近代化とともに欧米化が進み、一夫多妻も減少傾向にある。2010年の調査によれば、南アフリカ国民の4人に3人が一夫多妻に否定的だった。とりわけ女性では83%が反対だった。 1世帯あたり人数も減少しつつあり、1996年に4.5人だった平均世帯人数は、2007年には3.7人になった。文化の違いって大変ですね。一夫多妻に女性では83%が反対してるのにこの文化を受け入れないとならないとは・・・一妻多夫性の国もあるのかな
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