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人類は「チームワーク」で脳を発達させてきた、アイルランド大研究 [サイエンス]
人類は仲間とのチームワークを通じて脳を大きく発達させてきたとするアイルランドと英スコットランドの研究チームによる論文が前週、学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」で発表された。 ヒト科の祖先と比べ、なぜ現生人類ホモ・サピエンスの脳は大きくなったのか――この疑問は長らく、科学者らの間で謎のままだったが、論文を発表した研究チームによれば、その理由は社会的交流に隠されていたという。 生き残るために欠かせないのが他者との協力。しかし、多様で複雑な「社会」に対処していくためには脳を発達させる必要があったとチームはみている。 マクナリー氏によれば、チームワークと脳の力は相乗効果で高めあう関係にある。より協力的な社会へ移行するにつれ、複雑多様な社会が脳の発達も促進するからだ。 「一度、知性が高レベルで発達を始めると、協力行為もより高いレベルで進歩する」(マクナリー氏)チームワークは脳にとっても大切なのですね
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