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メキシコでM7.4の地震、死者の情報なし [中南米]
メキシコ南部で20日午後0時2分(日本時間21日午前3時2分)ごろ、マグニチュード(M)7.4の地震があった。南部では多数の住宅が損壊し、首都メキシコ市(Mexico City)では驚いた人たちが路上に飛び出したが、これまでのところ死者が出たという情報はない。 USGSによると震源はゲレロ(Guerrero)州とオアハカ(Oaxaca)州の間に位置する太平洋岸のリゾート地アカプルコ(Acapulco)の南で、近くでマグニチュード5.1の余震も起きた。 フェリペ・カルデロン(Felipe Calderon)大統領は、自身のツイッター(Twitter)アカウントで、「地震による深刻な被害の報告はない」と書き込んだ。ゲレロ州知事は地震から2時間後にとMilenioテレビに対し、メキシコ南部で500以上の住宅が損壊、あるいは倒壊したが、ゲレロ、オアハカ両州でこの地震で死亡した人はいないと語るとともに、震源に最も近いオメテペク(Ometepec)の街で学校など公共施設に被害がないか調べていると述べた。 米政府は、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領の娘で、春休みでメキシコに滞在していたマリア(Malia Obama)さんは無事だったと発表した。 太平洋津波警報センター(Pacific Tsunami Warning Center)は、大規模な津波は発生していないが、局所的に津波の影響が出る恐れはあるとしている。 首都メキシコ市ではビルが揺れ、オフィスで働く人たちが道路に飛び出した。地元のラジオ局Formato 21は、メキシコ市北部で、乗客を乗せていなかったバスの上に歩道橋の一部が崩れ落ち、1人が負傷したと報じた。 市内では電話線や電線が切れて交通信号が消えたが、メキシコ市長は、ヘリコプターで上空から調べたところ大きな被害は出ていないと述べた負傷者はいるものの、死者はいないということなので、とりあえず、安心しました。局所的に津波の影響がでる恐れがあるみたいなので、気をつけてください。
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