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ルイボスティーが飲めなくなる? [アフリカ・中東]
ルイボスが育つ地は、世界でも西ケープ州のセデルバーグ(Cederberg)山脈一帯だけだ。この乾燥した砂だらけの土地では、植物はほとんど育たない。ルイボスだけが繁茂し、土壌中の微生物と共生している。これまで、オーストラリア、米国、中国でルイボスの栽培が試みられたが、いずれも失敗に終わっている。 ■温暖化と乾燥でルイボスは絶滅? ウィレム・エンゲルブレヒト(Willem Engelbrecht)氏は、西ケープ州・クランウィリアム(Clanwilliam)近くにあるルイボスティー農場「Groenkol Rooibos Tea Estate」を父から受け継いだ。同氏は、この10年間に天候が極端に変わったと感じている。 もともと、この地域は厳しい気候条件下にあった。冬には気温が氷点下まで下がる一方、夏の気温は48度まで上がる。だが、エンゲルブレヒト氏によると、このところ夏はますます暑く、冬は一層、乾燥するようになっており、これに合わせて農法も変更せざるをえなくなっているという。 だが、このまま気温の上昇が続けば、エンゲルブレヒト氏のような農園経営者の手にも負えなくなり、6億ランド(約65億円)規模のルイボスティー産業そのものが危機に陥る恐れがある。 南アの科学産業研究会議(Council for Scientific and Industrial Research、CSIR)の予測によると、今後の100年間で西ケープ州は厳しい気候変動の影響に見舞われる。大半の地域で気温が3度上昇し、乾燥化も進む。同州だけでなく、南アの内陸西部や沿岸地域の未来図も明るいものではないという。限られた場所でしか栽培できないのは初めて知りました。おいしいし、ダイエットにもいいと聞いたことがあるので、飲めなくならないで欲しいです
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タグ:ルイボス
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